瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」の1期生・薮下楓は今年4月、グループからの卒業を発表した。同期の矢野帆夏を対談相手に迎えたインタビュー第2弾のテーマは、所属する課外活動ユニット「MiKER!」について。最愛のメンバーたちのエピソード、姉妹ユニット「pin MiKER!」の印象、今後誰がユニットを引っ張っていくのか。笑いあり、真剣モードありでトークは進んだ。（取材・文＝小田智史）

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――薮下さんは「せとまいく」時代に続き、「MiKER!」でもリーダーを務めてきました。卒業後は、リーダー代理経験のある矢野さんにその役割を継いでほしい思いはありますか？

薮下楓（以下、薮下）「リーダーをやるのは、ほのたん（矢野）しかいないと勝手に思っています」

矢野帆夏（以下、矢野）「へー、そうなの？　（瀧野）由美子はリーダーとは少し違うよね？」

薮下「ゆみりん（瀧野）はもうエースって感じ。引っ張ってくれるし、最初からずっとSTU48の顔として最前線で頑張ってくれてるメンバーだから、リーダーとは違うかな。めちゃくちゃふざけるしね（笑）」

矢野「なんなら由美子がふざけ出すスイッチを入れたりする（笑）」

薮下「だから、ほのたんが適任だと思う」

矢野「でも、リーダーがいなくてもできそう」

薮下「たしかに、『MiKER!』はリーダーがいなくても成り立つグループではある」

――「MiKER!」の中軸を担うお2人から見た、ほかのメンバーの印象は？

矢野「沖（侑果）ちゃんは見ての通り、キャラが立ってる。ドラフト3期生で、2期研究生とも仲がいいから、『pin MiKER!』のメンバーとももっと仲良くなってもらって、私たちとの橋渡しをしてもらえたら」

薮下「私たち（1期生）はドラフト3期生をほとんど同期だと思って接しているけど、少なからず先輩という状況のなかで、沖ちゃんは『こうしたほうがいいんじゃないですか』『こっちのほうが面白い気がします』とか、意見をくれるからありがたい」

矢野「4周年コンサートのユニットブロックも、沖ちゃんが出してくれた要素を取り入れて、本当にいいものができた気がする」

薮下「少し私たちをナメてる気がするけど（笑）」

矢野「沖ちゃんはナメまくっている。まあ、それもかわいいなと思う（笑）」

薮下「私のことを推しメンと言ってくれているのに、めちゃくちゃディスられるもん（笑）。まあ、かわいい後輩ということにしておこう」