「おうちから、ニッポンを元気に!!」をテーマにした、AKB48の“OUC48プロジェクト”がスタートしてから１か月が経った。新型コロナウイルスの影響を受け、劇場公演やイベントの開催を自粛して、メンバーが自宅から発信するさまざまな活動を実施。“今、アイドルとして何ができるのか”を考え、ファンに元気を届ける活動を続けてきた。チームBのメンバーの福岡聖菜(19)は、毎日欠かさないSNS投稿、ファンとともに考えた企画を発信し、たくさんの笑顔と福を届けている。ENCOUNT編集部はアンケート取材を行った。

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――これまでのOUC48プロジェクトの活動の感想、実感をお聞かせください。

「SNSや配信を中心とした活動となり、個人やユニットなどの少人数で活動することが増えて、“1人のアイドル”として活動している実感がより鮮明になりました。最初は不安でしたが、一方で自由度が高く、こだわりを持って活動できるようになっているとも感じています。
　YouTubeで配信している『365日の紙飛行機 おうちver.』の撮影や、AKB48グループショップで販売している『セルフプロデュース生写真』は、家で1人で撮影をするのですが、どうしたら“私らしさ”を出せるかを考え、おうちでの撮影用に背景用の布を準備したり、画角を工夫してみたところ、ファンの方からも『よかったよ!』と言っていただけて、今までよりも自分自身の考えに自信を持てるようになれたと思います」

――福岡さんが参加するユニット「Honey Harmony(ハニー ハーモニー)」のYouTube配信もファンの反響が大きいと聞いています。

「YouTube配信を始めたり、SNSや配信の活動が中心となってから、ファンの方からのコメントも増えたように感じています。今は直接会えない時間が増えていますが、コメントを見ていると、ファンの方との心の距離は以前よりも近くなっていると感じられてすごくうれしく思っています」

――個人のSHOWROOM配信では、AKB48グループの人気企画「リクエストアワー(※グループの楽曲の中からファンのリクエストを募り、ランクインした楽曲を披露するイベント)」の福岡さん版「せいちゃんリクアワ」を発信しました。この企画はどのように考えたのでしょうか。

「以前からファンの方に、どんな配信が見たいかアイデアをいただいて企画を考えてきました。歌って踊っているところが見たい、という声を聞いて、3月上旬から、『リクエストで踊ります』配信や『ひとり劇場公演』を配信してきたのですが、次の企画を考えていた時に、リクアワがみたい!という意見を目にして、自分自身の好きなことだったら楽しく続けられそうだと思ったのが『せいちゃんリクアワ』スタートのきっかけです。
　私自身が好きな曲をランキングにして、振り付けを覚えて踊るという、私自身のリクエストアワー。ファンの方に楽しんでいただけたら最高ですし、私自身が改めて曲を聴くことによって見つけた好きな曲を知ってもらうことで、よりAKB48グループへの愛が深まればいいなと思っています。知ることから好きになり、愛が生まれると思うので、私がそのお手伝いをできたらよりうれしいですし、みなさんの日々の頑張る糧になっていたらうれしいです」