【ズバリ!近況】埼玉県知事選敗北から半年 青島健太さんは再起誓って毎朝5時起きでパワー全開

慶應義塾大学からプロ野球・ヤクルトスワローズの選手になり、引退後はスポーツライターに転身、キャスターとしても活躍していた青島健太さん(61)。2019年、埼玉県知事選挙に出馬し世間を驚かせた。落選したとはいえ、当選した大野元裕現・埼玉県知事との差は5万7000票あまりと大いに健闘した。青島さん、その後はどうしているのか。青島さんに聞いた。

選挙終了半年後の今を語る青島健太さん【写真:山田隆】
選挙終了半年後の今を語る青島健太さん【写真:山田隆】

自由に書く新しいスタイルを模索中

 慶應義塾大学からプロ野球・ヤクルトスワローズの選手になり、引退後はスポーツライターに転身、キャスターとしても活躍していた青島健太さん(61)。2019年、埼玉県知事選挙に出馬し世間を驚かせた。落選したとはいえ、当選した大野元裕現・埼玉県知事との差は5万7000票あまりと大いに健闘した。青島さん、その後はどうしているのか。青島さんに聞いた。

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 選挙が終わって半年、少しずつ以前のような原稿書きや取材、講演の仕事が戻ってきています。といっても、選挙前の1割ぐらい。今年は東京五輪が夏にあって、今、スポーツ界はどの競技も大事な時期なので、選手に密着するような濃厚な取材はできないと思いますけど、自分のできることを何でもやっていきたいと思っています。野球をはじめサッカー、ラグビー、マラソンなど満遍なくウォッチしていますね。とくに野球、ソフトボールは3大会ぶりの五輪競技復活なうえ、次のパリ大会の候補種目には入っていないので注目しています。

 ただ、選挙前と同じような発信の仕方を続けていきたいか、というと、そうではありません。もうずいぶん長くやってきたので、新しい発信の仕方をしたい。つまり、以前は依頼がきたものについて書いて、読まれたら終わり、その場限りの原稿を書いていたんですけど、これからはもっと自由に書いて、長い期間読まれるものを書いて届けることに興味があります。スポーツの素晴らしさを伝えることを軸に、スタイルはノンフィクションなのか、小説なのか、エッセイなのか……実際、ちょっと書き始めているのですが、まだ秘密です(笑)。ある程度のボリュームになったら、どこかにもっていこうと思っています。

毎朝5時起きで8時には事務所へ徒歩出社

 毎朝、自分の事務所に出て集中して原稿を書いたり、モノを考えたりをしていますよ。朝型なので、午前中が一番のビジネスタイム。朝5時に起きて、犬の散歩をして、日本茶を飲みながら新聞を読んで。それから7時前に家を出て1時間20分ほどかけて、事務所まで歩いて来ています。そのぶん、夜は早くて10時には就寝。休日返上で仕事していますね。まあ、以前からあまり休みをとらないんですけど。

 選挙戦を戦ったら体に活が入ったのか、それ以前より健康になった気がします(笑)。県知事選の前の参議院選の応援にも行っていましたから、約2か月半、朝6時から夜遅くまで体を動かし、人前で姿勢を正して声を出すでしょ。3食もしっかり食べますから。普段は1日1~1・5食ぐらいしか食べないんですよ。以前、3食食べていたら100キロ近くまで太って、血糖値が高くなってしまったので、3年前に食生活を見直して糖質制限して食事の回数も減らしていたんです。

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