長谷川博己、麒麟いよいよ最終回「本能寺の変」は「これまでにない新しいもの」

NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀を演じる主演・長谷川博己が、今日7日の放送で同作が最終回を迎えるにあたり、放送前にコメントを発表した。

明智光秀を演じる長谷川博己【写真:(C)NHK】
明智光秀を演じる長谷川博己【写真:(C)NHK】

NHK「麒麟がくる」の最終回を前に明智光秀として生きた思いなどを吐露

 NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀を演じる主演・長谷川博己が、今日7日の放送で同作が最終回を迎えるにあたり、放送前にコメントを発表した。

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 長谷川は「大河ドラマで主演を演じたことは、かけがえのないとても貴重な経験となりました。最初は、1年以上という先の見えない長い道のりに対しての恐れからか、悲観することもありましたが、スタッフや共演者のみなさんの支えもあり、無事に撮影を終えることができました。明智光秀を生きたこの約18か月という期間は、一生の宝物」と長い撮影を完走した思いを明かした。

 また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、撮影が一時中断したことにも言及。「光秀を演じる上で、もしかするとひとつの転換点になったのかもしれません。私は、ドラマは視聴者のみなさんにどこかでその作品の『現代性』を感じていただきたいと思っています。撮影現場での緊張感や、張り詰めた空気が、役にも作品にも結果的にいろいろな意味での影響を及ぼしたのではないかと思います」

 さらに、長谷川が、光秀という人物をどうとらえて演じていたかも紹介。「明智光秀は、孔子の言う『義』の人であったと思います。それは光秀を演じる上で、最後まで一貫して崩してはならないと思っておりました。世のため、民のため、平らかな世を目指し貫き通した男だと思います」とした。

 最後は「この作品の中で新しい明智光秀を描いてきましたが『本能寺の変』に関してもこれまでにない新しいものになるのではないでしょうか。なぜ、光秀は『本能寺の変』に至ったのか。見てくださる皆様に、その心の機微を感じ取っていただけたらうれしいです」とPRした。

 一方、織田信長を演じた染谷将太も「ついに最終回、そして『本能寺の変』がやってきます。光秀が見る麒麟はいったいどんな麒麟なのか、光秀の葛藤の先にあるものは一体何が待ち受けているのか、とても切なくエモーショナルであり、興奮してしまうような最終回です」とコメントを寄せた。

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