AKB48の16歳がヘアドネーションに参加 「何かできることはないか考えた」

頭髪に悩みを抱える子どもたちのために、寄付された髪の毛だけで作ったメディカル・ウィッグを無償で提供する活動「ヘアドネーション」。この活動に参加したアイドルがいる。「AKB48」次世代メンバーの道枝咲(16)だ。長い髪の毛がトレードマークだった彼女は、どんな思いでヘアドネーションに参加したのか。ENCOUNT編集部は、単独インタビューを行った。

ENCOUNT編集部のインタビューに応じた道枝咲【写真:山口比佐夫】
ENCOUNT編集部のインタビューに応じた道枝咲【写真:山口比佐夫】

「私たちの世代で、もう1度、紅白歌合戦のステージにたどり着きたい」 AKB48道枝咲単独インタビュー

 頭髪に悩みを抱える子どもたちのために、寄付された髪の毛だけで作ったメディカル・ウィッグを無償で提供する活動「ヘアドネーション」。この活動に参加したアイドルがいる。「AKB48」次世代メンバーの道枝咲(16)だ。長い髪の毛がトレードマークだった彼女は、どんな思いでヘアドネーションに参加したのか。ENCOUNT編集部は、単独インタビューを行った。

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 2016年に行われたAKB48第16期生オーディションに合格して、アイドル人生を歩み始めた道枝は、小学2年生の時からずっと伸ばしていた長い髪の毛がチャームポイントで、ファンの間では、「AKB48で1番髪の毛が長かったメンバー」として知られていた。

 今年は、新型コロナウイルスの影響もあり、“会いに行けるアイドル”としての活動を自粛する期間があったAKB48。その自粛期間中、感染拡大防止に取り組むに全ての人にエールを届ける「離れていても」の配信リリース。グループの1人として、この楽曲に参加した彼女は改めて、“誰かのためにできること”がないか考えるようになったという。

「自分で何かできることはないか考えた時、弟の友人がヘアドネーションに参加したことを思い出しました。以前から、ヘアドネーションという活動に興味があり、私の髪の毛の長さだったら参加できるので、この機会に参加してみたいと思いました」

 メディカル・ウィッグに使用する毛髪の長さは31センチ以上など、髪の毛を寄付するにはさまざまな条件がある。彼女はいろんなことに注意しながら、髪の毛を伸ばしてきた。

「ヘアアイロンを使わない。ドライヤーをなるべく離してかける。それから、ヘアオイルは、ちょっといいものを使っていました(笑)。少しでも良い状態の髪の毛を寄付したかったので」

 約9年ぶりとなる自分のショートカットは、メンバーやファンからも好評で、彼女自身も「小学2年生に戻った気持ちです! 若返りました!」とにっこり。SNSでうれしい反応があったことも教えてくれた。「ヘアドネーションに参加したことを報告したら、『私もヘアドネーションしたよ!』と、ファンの方から返信があったんです!」

 もともと医療に強く関心を持ち、社会に貢献できることを考えていた彼女は、これからも積極的にボランティア活動に参加していきたいと語る。

「少しでも多くの方に、ヘアドネーションという活動を知っていただいて、活動が広がればいいなと思っています。そして、少しでも多くの子どもたちが幸せに、笑顔になってくれることを願っています」

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